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詩吟のルーツ

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現代詩吟のルーツは、江戸時代後期に武家の子弟を教育した私塾や藩校において、漢詩を素読するときに独特の節を付けて詠んだことに求められます。それらの門人が全国に広め、文士風の格調高い吟調を基調とする諸流派が生まれました。一方、幕末の志士が悲憤慷慨を激しく吟じ上げた勤皇節という吟調も盛んになります。


明治、大正、昭和を通じて文士調、勤皇調の二つの吟調は共存しながら伝えられ、当時の青年たちはそれぞれの魅力にひかれ、その特徴に基づく新しい流派も次々に生まれました。


その中で、近代吟詠の発展に大きく貢献したのが、近代吟詠の祖と称えられる「木村岳風」です。岳風は大正から昭和にかけて会津・水戸・萩・土佐・福岡・熊本など全国を巡り、各地にのこる詩吟を研究し、独自の吟法を確立しました。そして全国を行脚して吟詠の普及活動に努め、昭和十一年には「日本詩吟学院」を創設、優れた吟詠家を育てるために生涯情熱を注ぎました。

(引用:公益社団法人日本詩吟学院 公式HPより)

祖宗範 木村岳風先生

公益社団法人日本詩吟学院

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概要:

設立年月日昭和11年3月15日

社団法人認可日昭和43年3月30日

公益社団法人認定平成23年11月1日

会員数約42,000人(平成31年4月現在)

認可団体及び認承団体数全国178団体(平成31年4月現在)

目的:

『詩歌吟詠により広く国内外に対し吟道の普及向上をはかり、典雅にして崇高なる精神の育成と人格の完成を目指し、個性豊かな日本文化の創造と発展に資する事を目的とする。』

所在地:

〒110-0003 東京都台東区根岸3丁目3番4号

 

(引用:公益社団法人日本詩吟学院 公式HPより) 

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